医者の男女

設置する

救急車

体調が急変した場合、救急車を呼んで医療機関に搬送しますが、かつての日本では、救急車で搬送する救急隊員は医師ではないという理由で医療行為をすることは法律で一切禁じられていました。
しかし、心肺停止などの場合は一刻も早い救命措置が必要になります。
しかし、日本では法律の壁による影響もあり、心肺停止患者の蘇生率や社会復帰率は他の国に比べて低いというデータもあり、大きな社会問題となりました。
このような背景の中、救命救急の重要性が見直され、1992年に救命救急士制度が導入されました。
救急救命士は国家資格であり、資格を取得した消防隊員でも、緊急時には心肺蘇生などの救命措置が行うことが認められるようになりました。

心肺停止の状態になった場合は、一刻も早い救命措置が必要になります。
心肺停止になった時間が長くなれば長くなるほど救命率が低下してしまいます。
そのような状態になった人がいる場合は、すぐに救急車を呼ぶことが大事ですが、それと同時に救急車が到着するまでの間は心臓マッサージなどをすることも重要です。
現在では、一般の人でも使用できる救命器具(AED)がかなり普及してきています。
AEDは自動体外式除細動器で、胸に電極を貼り付けることで心臓の状態を自動で判定し、必要に応じて電気ショックを与えて心臓を正常な動きに戻す器具です。
現在では公共施設や商業施設など多くの場所にAEDが設置されています。
誰でもすぐに使えるように電源を入れると音声ガイダンスが流れるようになっています。